GoogleのGearsの本
Webアプリケーション(ブラウザ)がオフラインでも動く「Gears」についての本を読みました。
- 作者: 白石俊平
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Gearsを実装した例の1つが、RSSリーダーのGoogle Readerで、
というようにネットにつながっていなくても、ブラウザでアプリケーションを利用できます。
仕組みとしては、Gears(http://gears.google.com/)をインストールすると
等が使えるようになり、Gearsに対応したサービスにアクセスするとその恩恵を受けれるという感じです。
Gearsのプログラミングは、JavaScriptでオンライン/オフラインの判断、データ処理、衝突の制御等などができます。生産性を向上できるものとして「Dojo Toolkit」「GWT(Google Web Toolkit)」「GearsORM」が、Gearsと親和性が高くなる可能性があるものとして「Adobe Air(これもSQLiteを使用)」が挙げられていました。
Webオフラインアーキテクチャの設計(データレイヤの検討、モード切り替えの有無)についても、分かりやすくまとまっています。
- その他参考URL
- Gears API(Google Code)
- Gearsはウェブの未来を変えたか (2009年2月)
- Google Gearsを改めて検討する―狙いはオフライン機能だけではない
- Google Gearsは、Webに機能を付け加えると言う位置づけになったのか?
- WordPress2.6のGoogle Gears対応というのはオフライン投稿機能ではない
- GmailがGoogle Gearsでオフラインに
- Google GearsをGoogle Docsで試す
- オフライン機能がGoogleカレンダーに対応
- Yahoo! BrowserPlusオープンソース発表、Google Gearsへの対抗強める