SQL Serverに接続するオープンソースのType4 JDBC Driver「jTDS」
SQL ServerにJDBC接続するといえばMicrosoftの
を使うことが普通ですが、再配布には登録が必要だったり、JREのバージョンで使い分けが必要だったりするので、オープンソースのJDBCドライバのほうが都合が良い場合もあります。
そのような時にはjTDS JDBC driverが使えそうです(schemacrawlerのsqlserver版を見ていて気付きました)
jTDSは、SQL Server(6.5、7、2000、2005、2008)とSybase (10、11、12、15)につなげられるJDBC 3.0 (type 4)ドライバです。GNU LGPLライセンスでSourceforgeで開発されています。
接続文字列の例(jTDS)
# オープンソースのJDBCドライバ「JTDS」を使う場合 driver = net.sourceforge.jtds.jdbc.Driver url = jdbc:jtds:sqlserver://サーバ名/データベース名;instance=インスタンス; # Windows認証を使う場合は「ntlmauth.dll」にパスを通してuser名を指定しない(もし特定ドメインにログインする場合のみdomainプロパティを使用できる模様)
接続文字列の例(MicrosoftのJDBCドライバ)
# Microsoft純正のJDBCドライバを使う場合 driver = com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver url = jdbc:sqlserver://サーバ名\インスタンス名;DatabaseName=データベース名; # Windows認証をする場合は「sqljdbc_auth.dll」にパスを通してurlの最後に「integratedSecurity=true」をつける。
ぱっと見ですが、ユーザ名が必須のようなので、Windows認証はできないように思います。SSOフォルダに同梱されている「ntlmauth.dll」を使うことでWindows認証もできそうです。