コンポーネントアーキテクチャ

SitecoreASP.NETで動く商用CMSです。一応Sitecore Xpressという無償版もあります。

以下、主に自分向けにサイトコアについてメモしていきます。

コード部分を開発するにはVisual Studio(Visual Web Developer)を利用します。開発手法についての情報はSDNに多数ありますが、チュートリアルとしては以下のサイトが参考になります(このサイトはPentiaというデンマークの会社の方が書いています)。

Simple information site in Sitecore – part 3: Architecture
Simple information site in Sitecore – part 4: The main layout

上記のサイトに書いているように基本的に、コンポーネントアーキテクチャを推奨しています。このチュートリアルでは、以下の9コンポーネントに分割しています。

  1. サーチ:検索
  2. ニュース:記事
  3. インデックス:Luceneに登録
  4. ナビゲーション:パンくずリストやメニュー
  5. アイデンティティ:ロゴとかヘッダ、振った
  6. スポット:ニュースリスト等(少しWEBパーツに似ている)
  7. ドキュメント:コンテンツアイテムの値を保持する(タイトルや本文等)
  8. ページタイプ:レイアウトにあたるもの
  9. デザイン:CSSやJS(スキン的な要素)

web.configの上位フォルダにソリューションファイルを作成し、コンポーネント毎にWebアプリケーションプロジェクト(Webサイトではない)を作成していきます。
PageTypeというプロジェクトはASPX(レイアウト)を保持し、DesignというプロジェクトではCSSを保持します。最初は違和感を感じるかもしれませんが、全ファイルを1つのプロジェクトとして扱うより、機能別にレイアウトやテンプレートを管理できるのでわかりやすい分割方法だと思います。