SharpDevelop4.1の変更点と日本語リソース公開
2011/9/23にSharpDevelop4.1が公開されました。SharpDevelop-jpにてバージョン4.1を日本語で表示するための翻訳リソースファイルを公開しました。
↑SharpDevelop4.1のスクリーンショット(ASP.NET MVC) Reflectorの代わりにILSpyに対応。
- SharpDevelop4.0の主な変更点
- アーキテクチャ面
- 機能面
- WPFデザイナー
- Entity Framework (EF) デザイナー
- C# 4.0サポート
- VB.NET 10サポート
- 生産性を高める新機能
- エディター機能の改善
- IronPythonコードの完成
- IronPythonでのユニットテスト
- IronRubyでのユニットテスト
- カスタムユニットテストランナー
- Gitソースコードアドイン
- SharpDevelopの新しいヘルプビューアー
- グルーピングをサポートした新しいSharpDevelopレポート
- 利用データコントローラー – SharpDevelopの利用状況を通知する機能
- SharpDevelop4.1の主な変更点
- NuGet対応(NuGet1.4, PowerShellコンソール, プロジェクトテンプレート)
- T4対応
- デバッガーの改善(メモリーパッド、ビジュアライザー、ピン止めデータTIPS、並列スタック、 最初の行でのブレークポイント)
- Webの改善( IIS Express、ASP.NET Webサイト)
- テキストエディタのパフォーマンス改善
- その他(レポート機能の改善、Diff用余白)
次バージョン4.2のベータ版もダウンロード公開が開始されています。4.2では、ASP.NET MVC3(Razor)のサポート、MSpecの対応など面白そうな機能が対応されます。
さらに先の4.3バージョンでは、.NET4.5やMetroへの対応を進めていくようです。
Visual Studio 2010 Expressよりも高機能なIDEですので、興味ある方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか(Azure対応がされていないのは残念ですが)。