ユースケースもろもろメモ
ユースケースについて、自分向けの雑多なメモ。
- とりあえずこの本
ユースケース実践ガイド―効果的なユースケースの書き方 (OOP Foundations)
- 作者: アリスターコーバーン,Alistair Cockburn,ウルシステムズ株式会社,山岸耕二,矢崎博英,水谷雅宏,篠原明子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2001/11
- メディア: 単行本
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- 要素
- アクター
- 事前条件
- ゴール
- イベントフロー(主成功シナリオ)
- イベントフロー
- ループは入れていいが条件はいれない
- 条件は例外フロー、代替フロー、拡張フローで記述
- シナリオ
- 具体的な値を入れる(1000円払う等)
- UCの典型シナリオ
- UC名
- 事前条件
- 事後条件
- イベントフロー基本系列
- イベントフロー拡張系列(代替フロー、例外フロー)
- UCの粒度
- Cockburnのレベル
- ゴール=ユーザ目的=「ひと仕事のレベル」=1トランザクションにもなりふる=数十秒から数分くらい
- 要約レベルでは大きすぎる。サブ機能レベルでは小さすぎる
- 段階的なUC仕様の定義段階
- アクターと利用目的:アクターの目的とスコープが決定できる
- 基本フロー(主成功シナリオ):ざっくりとした見積もりができるレベル
- 事前・事後・拡張条件のリストアップ:少し大変:UC書くスキルも必要なる
- 拡張条件・拡張フロー
- どのレベルまで記述するかはユースケースを理解しているPM,アーキテクトを含めて検討する必要がある
- 基本フローの留意点
- ステップはシンプルに。誰が何を。
- 極力システムに依存しないように書く(入力するや指定する等の言葉を使用)
- 事前条件
- UCが開始するための条件
- 例)ログインしている、利用者カードを保持している
- UCに因果関係がある場合
- 当然なりたつことは除外できる
- 事後条件
- システムが更新された結果(成功時の保証条件)
- 事後条件無しはありえない
- 最低保証:例)ログには記録されていること、残高が保証されている、カードが戻ってこないといけない
- 成功時保証:例)注文が確定されていること、
- 拡張条件
- 基本フローに対しての、別のやり方の可能性。例外。
- 4a 代替 4番のステップに対する代替フロー
- 4b 例外 4番のステップに対する例外フロー
- *a すべてのステップで有効な場合はのように記述する
- 設計、アーキテクチャ設計に必要な条件を見極めるために必要。
- 事前条件におくか、拡張条件におくかで悩む場合がある
- 例外と代替も悩む場合がある。成功時保証が達成される場合は代替。
- 代替フロー・例外フローから別のユースケースを呼び出すこともある
- 代替フロー、例外フロー内で代替・例外を呼び出すことはできる。しかし本来は基本フローと拡張フローの2階層で管理するべき。基本方針として書きすぎないほうが良い。複雑になる場合はユースケースの位置づけを再検討するべき。
- RationalUnifiedProcessでは例外をメインフローの後ろに[ex01]と書く記法。基本フロー内に[ex01]と書くことで例外の発生箇所が明確。
- 拡張条件については質問が相次いだ。ここの粒度をあわせるには事前教育と取り決めが必要と感じた。
- 基本フローに対しての、別のやり方の可能性。例外。
- トリガー
- ユースケースを開始させるイベント
- 無理しないでも良い
- ユースケースの不得意領域
- システム領域が決まっていない場合
- 人間を主体にできないシステム(ロボットなど)
- イベント、時間の概念
- 非機能要求
- 組み込み系、制御系(相互作用、タイマー)
- UI主体(CAD)
- ユースケースだけで無理しない
- 業務フローと併用
- ユースケースの関係(サブ機能、再利用視点になりがちなので利用には注意が必要)
- include:共通サブルーチン
- extend:拡張
- generalization:抽象化
- アクターの関係(難しくないので使用は問題ない)
- 汎化
- 要求との関係
- UCがすべてではない。(半分とか1/3)
- 非機能要求、UI、データ形式、ビジネスルール...
- 要求の分類
- FURPS+(ファルプス)
- F:機能性
- U:使用容易性
- R:信頼性
- P:性能
- S:サポート容易性
- +:プロジェクト制約
- ISO9126/JIS X0129
- FURPS+(ファルプス)
- 仕様変更の理由
- 要求仕様書がわかりにくい
- 非機能要求の確認漏れ
- 要求仕様
- ユーザー側が作れればベストだが、開発側がつくるもの
- レビュー:ユーザ、テスト担当、設計プログラマ、アーキテクトにレビューしてもらう
- 要求アウトライン
- 目標・スコープ
- ユースケース
- 技術
- 条件
- 非機能要求
- etc
- ビジネスルール
- 5種類(Ron Ross)
- 用語の整理が重要
手を動かす書き方演習やレビュー演習がためになりました。