WindowsでTailコマンドを扱える「LogExpert」
Linuxでは「tail -f ファイル名」コマンドを使うと、ファイルの最新内容を簡単に表示することができます。しかし、Windowsのコマンドプロンプトでは、その機能は使えません。
そこで便利なツールがドイツ製のオープンソース「LogExprert」ですLogExprertは、ファイルの変更を検知して、表示をリフレッシュしてくれるGUIツールです。
LogExpertには、検索、フィルター、ブックマーク機能が備わっています。
このスクリーンショットではjqueryという単語で検索をしてハイライト表示しています。行頭のバーをクリックして、特定行をブックマークしてコメントでメモすることもできます。画面の下部は、「404」という文字でフィルター表示しています。
マルチファイルも扱えるので、ログ解析時に便利です。
LogExpertは本家サイトとCodePlexからダウンロードできます。ライセンスはMITです。
LogExpertのホームページ。
上記のように日本語も扱うことができます。
また、設定画面ではフォント等を設定できます。
ちなみに、LogExpertのトップページの説明は次の通り。
- Windowsで動くtailアプリケーションをさがしていますか?
- パワフルなログ解析ツールをさがしていますか?
- ログファイルが好きですか?
- ログファイルの世界に住んでいますか?
- そんなあなたにLogExpertがおすすめです。
多機能なログ解析ができるので、Windowsでの開発時におすすめのツールですね。
2014年2月追記
- Microsoftの安納さんがPowerShellでTailする方法について書かれていました!!
- Powershellの「Get-Content .\sample.CSV -wait -tail 0」コマンド
2015年4月追記
- Dynamic Log Viewer(logview.exe) というツールも簡単で便利かもしれません。
- 参考(その他のWindows環境のTailソフト)
- Tail for Windows
- Tail for Win32
- mTAIL
- tails.exe(Windows Server Resource Kit)