アジャイルマーケティングのマニフェスト

最近流行りつつある、アジャイルマーケティングについて少しまとめました。

agilemarketingmanifesto.orgというページにて「アジャイルマーケティングマニフェスト」が公開されています。マニフェストは以下の7つから構成されています。

  1. 私見や慣習よりも、検証と学び
  2. 組織と序列よりも、顧客にフォーカスしたコラボレーション
  3. ビッグバンキャンペーンよりも、最適化と繰り返しによるキャンペーン
  4. 静的な予測よりも、顧客発見プロセス
  5. 柔軟 対 厳格な計画
  6. 計画に従うことよりも、変化への対応
  7. 少ない大きな賭けよりも、多くの小さな実験

2012年6月にサンフランシスコで開かれたSprintZeroというイベントをきっかけに作られた声明です。完成というわけではなく、フィードバックを受け改善していくステータスのようです。


アジャイルマーケティングマニフェストは、以下の変遷をして今に至っているようです。


Travis Arnold氏のブログにあるように、マニフェストの基本となるポイントは以下であると述べています。

  1. 透明で(Transparent)
  2. 持続性があり、(Sustainable)
  3. 相互作用があり、(Interactive)
  4. 測定可能で、(Measured)
  5. 反復して、(Iterative)
  6. 適切であること(Relevant)

このマニフェストは、アジャイルソフトウェア開発宣言のデジタルマーケティング版です。アジャイルソフトウェアの12の原則にあたるアジャイルマーケティングの原則(現時点では10個)も策定中のようです。