InfoPath2003概要

NT Committee2に参加してきました。Officeの新しい一員である「InfoPath」について整理しておきます。

  • InfoPathとは
    • 入力フォームを手軽に作成できるOfficeアプリケーション
      • ファイル形式がXML形式なのでオフラインで使える
      • Office2003から加わった(Excel/Word/Visio等と同列ラインナップ)
  • 利用方法
    • チームの情報共有フロントエンド
    • 業務システムのフロントエンド
  • InfoPath入力フォームのデザイン作成の流れ[開発者側]
    1. フォーム作成モードにする
    • データソースの作成
    • VBC#と同じくポトペタで画面を作成
      • 開始日・終了日のようなバリデーション(入力規則)設定も可能
    • 必要があればコーディング(VBScript/JScrpt/VS2003があればC#VB.NETも可能)
    • デザインが完了すると「発行」する
      • 発行先は「ローカルファイル(ファイルサーバ)」or「SharePoint」or「Webサーバ」
  • InfoPathアプリケーションの入力の流れ[利用者側]
    1. 発行された拡張子XSN(CAB形式)のファイルをダブルクリックするとInfoPathが起動
    • データを入力し終わると保存(XML形式)
      • 保存したXMLファイルをダブルクリックするとInfoPathの入力フォームごと起動
  • 入力されたデータ(XML)の保存方法
    • 保存先は「ファイル」or「SharePoint」or「SQL Server(MSDE)/Access/他のDBはWebサービス経由」。
      • ファイルの場合・・・インフラが不要なので設置が簡単だが活用しにくい。
      • SharePointの場合・・・一覧や管理が楽、大量データには不向き
      • データベースの場合・・・大量データに向いている。検索画面は別途作成する必要あり。
  • (おまけ)SharePoint製品の構成
    • SharePointServicesはプラットフォーム・・・情報共有するためのWebサイトエンジン
    • SharePointServer2003はアプリケーション・・・会社内のポータル機能を提供
    • ASP.NET(IIS6.0)とSQLServer2000が必要

途中で帰らないといけなかったので後半は聞けませんでした。交通費清算のようなワークフローなどを新規でつくるのであれば選択枝の1つになるかなという感じです。ちなみにまったく別件ですが、森伊蔵・魔王・伊佐美ごちそうさまでした。