SOAの本
NAgile勉強会でROA(リソース指向アーキテクチャ)が面白いという話が出ていて、SOA(サービス指向アーキテクチャ)もよく分かっていないのに次の言葉が出てきたなぁ。ということで、あらためてSOAについて読書。
- 作者: 米持幸寿
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/05/26
- メディア: 単行本
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忘れないようにメモすると
- SOA(Service-Oriented Architecutre)とは
- コンセプトというか思想のようなもの
- 機能的に意味のある単位で稼働させておくサービス
- 呼び出し情報を記述しておき、それらの情報を利用して結合する
- 最初の開発から生産性が高まるものではなく、利用することでメリットを得れる
- SOAの技術
- サービス開発の指針
- その他のキーワード
- ESB(Enterprise Service Bus)
- UDDI(Universal Description Descovery and Integration)
- B2B取引用の企業登録サービス
- BPM(Business Process Management)
- プロセス定義(ワークフロー)によって動作するITシステム
- BPEL(Business Process Execution Language)
- プロセス定義を記述するためのフォーマット
- BPMN(Business Process Modeling Notation)
- 業務担当者でもまとめることができるプロセス図。BPELに変換可能。
- WS-I(Web Services Interoperability)
- Webサービスを相互につなぐための調整組織
- 保障処理(コンペイセイション)
- 大きなトランザクション(飛行機→電車→ホテルなど)のキャンセル処理の考慮
- HTTP課題
- リトライによる重複(WS-RM/RS-R/HTTPR)
解釈の広いSOAという言葉を具体例を含めて良くまとめられている本でした。